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『ゴーン・ガール』エイミーの怖さを他の映画をふまえて解説

ゴーン・ガール

いやはや・・・すごい映画でしたよ『ゴーン・ガール』

 

妻のことを考える時

いつも その頭を思う

愛らしい頭蓋骨を開いて

頭脳を解きほぐし

答えを知りたい

 

そんなモノローグで始まる冒頭から

異様な雰囲気を放っていました。

完全にネタバレありなので、未見の方はご注意ください。

 

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『ゴーン・ガール』あらすじ

エイミーとニック・ダンは結婚5年目のカップル。

毎年7月5日の結婚記念日には宝探しを慣行しています。

しかし、今年の結婚記念日には妻が失踪という事件が勃発。

キッチンに残されていた妻の血痕。

 

これは事件なのか、事故なのか。

彼女は生きているのか。死んでいるのか。

そして犯人は誰なのか。

 

事件を探っていくうちに

エイミーとニック・ダンの心の闇が明らかになっていきます。

 

エイミーの母親は

『アメージング・エイミー』という物語を書いた作者として有名です。

エイミーの子ども時代は、理想的に書き換えられ大衆に売られました。

欠点の多い現実のエイミーは

『アメージング・エイミー』という理想のエイミーに嫉妬。

 

私はチェロをやめた「でも本のエイミーはチェロの天才」

私はバレーボールをクビになった「でも本のエイミーは代表チームのメンバー」

犬は飼っていない「でも本のエイミーは飼っていて、犬のおかげでさらに人気者」

 

これは・・・ゆがみますなぁ。。。

母親から本当の自分は愛されていないって思っちゃうもん。

ありのままのエイミーじゃダメって言われているようなものだもの。

 

そして今度は本のエイミーが結婚。

「エイミーに先に結婚される気分は?」

「架空の結婚パーティはつらい?」

「あなたは結婚してない」

出版記念パーティに参加している記者やブロガーからは辛らつな質問。

 

そこにニック・ダンが乱入し、エイミーにプロポーズ。

エイミーとニック・ダンは結婚することになりました。

 

結婚当初、エイミーとニックはとてもうまくいっていました。

しかし、2人が失業し生活環境が変わると

エイミーもニックも本来の自分が顔を出し、

夫婦関係は破綻していきました。

 

余裕がある頃は理想の自分たちを演じることができていました。

そう、演じていただけなのです。

 

ニックが愛したのは私が演じた “いい女”

男はいつも褒め言葉として言う “彼女はいい女だ”

“いい女” は何でもしてくれ

いつも機嫌よく 絶対男に怒らない

恥ずかしげに愛情深く微笑み

その口をファックに提供する

 

“いい女" は男の趣味に合わせる

彼がオタクならマンガ好き

ポルノ好きならイケイケ女

アメフトを語りフ―ターズで食事する

 

ニックも “いい女” を求めていた

だからそうなろうとした

アソコを脱毛し

缶ビールにアダム・サンドラーの映画

ピザを食べ サイズ2をキープ

いつでもフェラの大サービス

“今” だけに生き 彼が望むことをした

 

それなりに楽しんだ

自分の新しい面を知った

陽気さ ユーモア 気軽さ

一方 私は彼に知性を与え

私のレベルまで引き上げた

“理想の男” を偽造したのだ

 

お互い別人を演じて幸せだった

世界一幸せな2人

幸せじゃないなら意味がない

 

でも ニックは怠け “願い下げの男” になり果てた

それなのに無条件で私の愛を求め

お金もないのに私を自分の故郷に連れてきた

そしてこともあろうに

若い巨乳の “いい女” に乗り換えた

 

私を破滅させ ニックだけ幸せに?

冗談じゃない

勝ち逃げはさせない

 

彼に思い知らせてやる

大人は努力すべきだ

大人は償うべきだ

大人は報いを受けるべきだ

ロザムンド・パイク扮するエイミー

エイミーは「鬼嫁」「策士」「復讐の権化」

とんでもない悪女ですが、「まぁ人は殺してないからなぁー・・・」

と思って観ていたら、人殺しましたよ!!

ぎゃーごわいよーおがあざーーーん

 

こわすぎる!!ロザムンド・パイク(エイミー)

どのらい怖いのかというと・・・

 

➡『危険な情事』のグレン・クローズ(アレックス・フォレスト役)

不倫相手の家に行き、

そこで飼われていたペットのウサギを大きな鍋で茹でます。

 

➡『ミザリー』のキャシー・ベイツ(アニー役)

大好きな作家を監禁し、逃げ出さないように足をつぶします。

 

これを足して2で割ったような怖さだ!!

オスカーノミネートも納得のロザムンド・パイク。

 

もう最後なんて旦那は去勢された気分でしょう。

あうあうあう。

 

そして表面的な笑顔を浮かべ

彼らは素敵なカップルを一生演じ続けるのです。

 

まさにアリ地獄!!

 

ラストのエイミーの不敵な笑みに

心臓がきゅーーーと縮まりました。こええ。。。

 

男の浮気で傷つけられて「復讐したい!!」と思っている女性は

観るといいんじゃないでしょうかねぇ。

これを観てスッキリしていただいて、実際の復讐なんてことはやめましょう。

 

ブラックユーモア

そういえば『シリアル・ママ』を思い出しました。

「ゴミを分別しない」「駐車場で横入りする」

「レンタルビデオ(VHS)を巻き戻して返さない」

そんな輩はゆるさねぇ!!と肉切り包丁を振り回して人を殺します。

必殺仕事人主婦編って感じですか?

 

これに通じるブラックユーモアの部分もあったのかも。

だってロザムンド・パイクがすごすぎて、ちょっと笑っちゃったもん。

 

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