れいちぇ

お悩み解決・ライフハック・まとめ記事

究極のミニマリスト映画ベスト5!ミニマリストの本質を映画で知ろう

ミニマリスト

映画好き、ミニマリスト寄り*1の私が、「ミニマリスト」「ミニマル」「ミニマム」をキーワードに独断と偏見で「究極のミニマリスト映画」を5本選出しました。

【ミニマリスト/ミニマル/ミニマムの意味】

  • ミニマリスト:ものを最小限しか持たない主義の人
  • ミニマルとミニマム:日本の辞書では同意語
  • ミニマル:英語圏では形容詞。「最小」の意
  • ミニマム:英語圏では形容詞としてだけではなく名詞としても使用。
    「事前に決められている最小限」の意

 

 

ミニマリスト映画ベスト5

5位:マイレージ、マイライフ

スーツケース1つ分がほぼ自分の持ち物というようなミニマリストのランアン・ビンガム(ジョージ・クルーニ)。

会社の代理で、リストラ要員に解雇を言い渡すのが彼の仕事だ。

それぞれの会社に赴くため、毎日出張で年間300日以上も飛行機で飛び回り、マイレージを1000万マイル貯めることを夢としている。

 

ライアンはモチベーション理論の講演をしたりもする。

講演タイトルは “バックパックの中身は?”

「人生の重さは?」

「“バックパック”を背負っていると想像して下さい」

「中にあなたの人生の持ち物を詰めます」

「まずは棚や引き出しの小物など」

「重さを感じて」

「次に大きい物」

「服や電化製品、ライトやリネン類やテレビ」

「重くなってきました」

「さらにカウチ、ベッド、台所のテーブル、車も詰めて」

「家もです。ワンルームでも2LDKでも 全部それに詰めて」

「歩いてみて」

「大変でしょ?」

「人生も同じ。我々は重荷で動けなくなってる」

「だが生きるとは動くことだ」

「バックパックが燃えたら何を取り出す?」

「写真?心に刻めない記憶など燃やしてしまえ」

「すべて燃え、身軽になった自分を想像して」

「ワクワクしません?」

そんな彼もいつしか一人の女性に惹かれ、空っぽのバックパックの中に何かを入れてみたくなる。

はたしてその結果は?

この映画の中でライアンは確実に“何か”を失い、確実に“何か”を得ます。

 

ミニマリストの視点だけではなく、失業問題、愛する者や家族のことなど、人生を見つめ直す上で観ておいた方がいい1本です。

4位:365日のシンプルライフ

主人公のペトリ(ペトリ・ルーッカイネン)は3年前に彼女にフラれ、ヤケになって、モノを買って買って買いまくった。

楽しみが山ほどあるペトリにとっては夢のような部屋。

しかし、いつしかモノに支配されそうな生活になっていることに気づく。

 

部屋はモノだらけなのに、心はからっぽ。

どうしてこんなにモノがあるのに幸せじゃないんだろう・・・

ペトリは自分にとって「本当に必要なモノとは何か」を見極めるために、ある実験を試みることにした。

【ルール】

  • 持ちモノ全てを倉庫に預ける。
  • 1日に1個だけ持って来る。
  • 1年間 続ける。
  • 1年間 何も買わない。

※ドキュメンタリー映画です。

 

「断捨離」は入ってくるいらない物を断ち、持っている必要のない物を捨て、執着から離れるというメソッドですが、この映画では「逆断捨離」と呼びたくなる新手の手法で、持っている物から自分が先に離れ、すべてを失ってしまった状態から物との関わり方を考えていきます。

 

「持っているモノの多さで幸せは計れない」「人生はモノでできてない。他の何かが必要」と話す、ペトリの可愛いおばあちゃんに注目です。

 

なんで自分が実験前にモノに執着していたのか、なぜモノが幸せをもたらしてくれると思っていたのかそういう自分が今ではうそのように思います。

 

モノと距離がほしいと思ったことは、最終的には自分にとっての居場所や、家とは何かを考えることであったのではないかと思います。

 

それまで家というのはモノがあった上での家で、好きなインテリアや好きなモノに囲まれることではじめて家という気持ちでした。

 

“実験”により自分自身を知り、ありのまま受け入れられるようになったことで、そうした物質的な家ではなく、内なる心の家、自分が安心していられる場所であることに気づかされました。

 

ペトリの選んだ物が気になる人はこちら

3位:イントゥ・ザ・ワイルド

裕福な家庭で育ち、優秀な成績で大学を卒業したクリストファー・ジョンソン・マッキャンドレス(エミール・ハーシュ)は、残っていた学資預金2万4000ドルを寄付し、身分証を捨て、名前も捨て、アラスカの大地をめざした。

Rather than love, than money, than fame, give me truth.

愛よりも 金銭よりも 信心よりも 名声よりも 公平さよりも 真理を与えてくれ

両親や偽りの安全、過剰な物質的世界からついに解放された彼は、“存在の真理”を追求した。

2年間大地を歩いている

電話も プールも ペットも タバコもない

究極の自由

極限の生き方

美を追求する旅人

その住みかはこの地上だ

そして今

2年の放浪の後

最後で最大の冒険が待つ

偽りの自分を抹殺すべく

最後の戦いに勝利して

精神の革命を成し遂げるのだ

何もかも捨て、旅の果てに彼が見つけた真理とは何か?

「自分探し」をしたがる人には、まず観ておいてほしい1本。

※実話を映画化した作品です。

2位:ドライヴ

主人公のセリフが最小限(セリフミニマムと勝手に命名)。

「話さない」ということがこれほどまでに雄弁さを持つとは・・・

 

【過去のブログより】

2012年11月21日

Drive

2012年に公開された映画の中でぶっちぎり1位の作品と言えます。

初めて観た時、ラストシーン近くで息するの忘れて呼吸困難になりかけました。

実を言うとこの映画、脚本自体はたいしたことないです。

シェーン!カムバ~ック!シェーン」みたいなもん。

アウトローが街にやってきて、ある家族を救って街を去っていく。

でも、ストーリーとかマジどうでもいいんです。

 

この映画の凄いところは、何といってもセンスの良さ。

監督のニコラス・ウィンディング・レフン 、あんたセンス良すぎやろ!!

カメラワークそんなことする!?

なんだこの間(ま)は!なんだこの空気は!!

映画に調子合わせると、息するタイミング間違えるじゃないか!!

 

しかも、音楽やら主人公が着ているサソリのジャケットやらが、カッコいいんだかダサいんだか微妙なんですよ。

でも、ギリギリのところでカッコいい方に転んでる。

こんなの本当にセンスのいい人にしかできません。

 

そして、ライアン・ゴズリング。

彼のことはもともと『きみに読む物語きみに読む物語』で知っていたんですが、この映画ではとにかくしゃべるまでの間がなっっっがい!!

よくあんなにしゃべらずに我慢できるね。

 

そして静から動への振り切りっぷりがすごい。

やりすぎ感ハンパない。

でも、かっこいいんだよなぁ。

 

色んな友だちにDVD貸したんですが、女は100%ゴズリングに惚れとりました。

 

ちなみに主演が決まったライアン・ゴズリングが 監督を逆指名して、この映画ができたんですよー。

他の監督だったら、つまんねー娯楽作品になっていたに違いない。

1位:ブルー

1994年にエイズで亡くなったデレク・ジャーマンの遺作。

映像が削ぎ取られた青い画面。

死の間際、まともに目も見えない状態で何かを表現しようとするなら、ミニマムにならざるを得ない。

あふれかえる海外ニュース

私の関心ごとはただ生か死か

私の体内で起こり

処理されていることだけだ

 

ウィルスが猛威をふるう

友人は皆

死んだか 死につつある

 

感性の血の色はブルー

このブルーの探求に

私は全身全霊を捧げている

 

体の前で両手を合わせ

ゆっくり左右に開く

ややあって

手は目の隅から消える

これが正常な視覚

今は手を合わせた範囲しか

物が見えない

 

ウィルスとの闘いに

私は勝てない

“エイズと共存しよう”

という標語はあるが

ウィルスは健康な人間のおもちゃ

我々はエイズと共に暮らす

 

ブッダは私を諭す

病から歩み去れと

だが彼は点滴をしていない

 

運命には勝てない

運命・・・

運命のつきた・・・

致命的な・・・

私は運命にサインした

盲目となる運命に

 

この部屋をここで過ごした

友の声で満たす

乾いた青いペンキから

声が響いてくる

太陽の光が

この空っぽの部屋を満たす

私はこれを私の部屋と呼ぶ

たくさんの夏と笑い声と

涙を迎えた私の部屋

 

空気には死が漂っているが

誰も口にしない

 

ブルーは目に見える闇の色

ブルーには限界も解答も存在しない

 

“年月”と“永劫”が部屋を去り

時のない世界が訪れる

入り口も出口もなく

死亡記事も最後の審判も不要

明後日の日没のあと

時間が消滅するのだ

自らの体を蝕んでいく病との葛藤が語られる。

荘厳なクリスタルボウルの音が印象的。

 

【関連記事】

*1:ミニマリストな生活は特に意識していないが、今持っているものをすべて失っても生きていけると思っている。