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記憶力を劇的に高める方法! 『のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!』

記憶力向上

記憶力が悪い、または年を取って記憶力が落ちたと思うことはありませんか?

しかし、年をとって記憶力が落ちたと思うのは気のせいだとしたら?

記憶力が悪い、記憶があいまい、それこそが本当は脳が優れている証拠だとしたら?

その謎を解き明かしてくれるのが『のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ! 』です。

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脳の神経細胞数はほとんど変化しない

記憶力は衰えない

脳という装置は経年劣化しません。

解剖学的知見から脳の神経細胞の数は、3歳以降はほぼ一定で100歳まで生きてもほとんど変化がないことが報告されています。

実は年齢とともに記憶力が落ちたと思うのは気のせいなのです。

記憶力が落ちたと思うのは気のせい

人の名前がすぐに出てこない
  • 小学校の頃 ➡付き合いはクラスメート+α(おそらく数十人)
  • 今 ➡付き合いが増え、芸能人や歴史上の人物なども入れていけば、知っている名前の数は数千から数万

膨大な量の情報から検索するには、コンピュータでさえも時間がかかる。

すぐに名前が出てこないのは、それだけたくさんの知識が自分の頭に詰まっているということ。

若い頃はすぐに覚えた

学生の頃、学校では授業の毎日。

「自分は勉強していなかった」と主張する人でも、間違いなく今の自分よりは勉強に時間を割いていた。

  • 学生時代、覚えることは簡単だったか?
    ➡「NO」しかも、何度もくり返し勉強してテストに備えても上手くいかないことさえある。
  • 最近の自分
    ➡学生時代と同じ。さらに学生時代と違い覚えようと努力もしていない。

努力もしないまま、ただただ「脳が年をとってなかなか覚えられない」と言っているだけ。

つい最近のことなのに忘れる
  • 子供の「つい最近」
    ➡ここ1週間くらいのこと。半月前になると「大むかし」と例える小学生もいる。
  • 大人の「つい最近」
    ➡「つい最近」が半年前のこともあったりする。

子供でも覚えたことを半年間まったく復習しなければ忘れる。

子供たちがマンガやゲームのキャラクターをやすやすと覚えられるのは、日々くり返しそれらに接しているから。

ど忘れする

「ど忘れの頻度が年齢とともにどのように変化するか」という調査が行われ、その結果、子供でも大人でも年配者でも、ど忘れの頻度はほぼ一定であまり変わらないことが判明。

子供のど忘れと大人のど忘れの決定的な違いは「気にするか、気にしないか」

 

子供はど忘れした時に「ああ、私も最近年をとったなぁ」などと落ち込まない。

一方の大人は「そろそろ私の脳にも老いの予兆が始まってしまったか」と気をもむ人もいれば、「もう年だから仕方がない」と年齢を言い訳にして逃げる人もいる。

ど忘れしたことを意識するせいで、昔よりもど忘れが増えたと感じてしまう。

記憶力の衰えを事実だと信じている原因

記憶力の衰退を科学的に正しい事実だと信じている人が多い原因のひとつはメディア。

間違った情報のシャワーを浴び続けた結果、これを当たり前として疑問にすら思わない固定観念ができあがってしまったのです。

 

「年をとると、神経細胞の数が減っていく」という情報も間違い。

認知症の場合には、確かに神経細胞が死んでしまって脳自体が委縮してしまう。

しかし、それはあくまでも病気の結果。

健康に暮らしている人の脳では、そんなことは起こりません。

「年をとると脳が衰える」という認識は間違い!

 

記憶するには「海馬」をだませ!

長期記憶を司る海馬

記憶には短期記憶と長期記憶があります。

短期記憶で記憶できる情報は約1ヶ月。

その情報を長期記憶に移動すれば長く覚えておくことができます。

 

短期記憶をすべて長期記憶に移動したら、すぐにいっぱいに・・・。

だから何でもかんでも長期記憶に保存できるわけではありません。

 

長期記憶の扉には「海馬」という門番がいます。

この門番の海馬が扉を開けてくれるかどうかの基準は「その情報が生きていくために必要かどうか」

 

人の名前・映画のタイトル・昨日の夕食メニュー・英単語・日本史年号・買い物リスト ➡ 海馬「お引き取りを!」

冷たいものをたくさん食べたらお腹を壊した。炎天下を歩いていたらクラクラした。公園から飛び出したら車が来ていた。登山中に崖から落ちそうになった。➡ 海馬「入ってよし!」

 

しかし、生きていくために必要でなくても、何度も何度も繰り返し行くと、門番の海馬は扉を開けてくれます。

「こいつ・・・さっきも来たし、何度も来るぞ。もしかして生命に関する情報?」と勘違いして入れてくれるのです。

 

だから勉強における復習は大切。

勉強の内容は直接生命に関係することが少ないので、基本的にはじかれてしまいます。

最初に習ってから1ヶ月くらいは脳に残っていますが、それを過ぎると消えていきます。

海馬は入ってきた情報を1ヶ月かけて「何が生きることに関して重要なのか」をじっくりと選んでいるのです。

 

記憶するためには長期記憶の番人の海馬に「命に関わる重要な情報だ!」と思わせる。

そのためには何度も繰り返すこと。

 

海馬を繰り返し電気で刺激すると「脳神経同士の結びつきが強くなる」という実験結果が報告されています。

この現象を、LTP(long term potentiation)と呼びます。

実はこれが記憶の基。

LTPが記憶を作り上げているのです。

 

何度も思い出すことや復習が電気刺激の代わりとなり、LTPが起こる。

海馬を1回刺激しただけではLTPは起こらない。

何回か刺激するとLTPが起こる。

覚えるにはLTPを起こせ!

復習回数を減らすコツは「シータ波」

興味を持っている時、好奇心が活発に働いている時、海馬からシータ波が出ています。

実はシータ派が出ている時は、LTPが起きやすい状態なのです。

初めて行く場所、初めて会う人、初めて経験すること・・・

こんな時は興味が外に向かい、自然にシータ波が出るのでLTPが起きやすくなります。

 

興味を持てば(シータ波が出てLTPが起こるので)物事を覚えるまでの復習回数が少なくて済みます。

逆にありきたり、マンネリ化するとシータ波は出なくなります。

人生においてワクワク、ドキドキが少ないと記憶力も悪くなるのです。

 

シータ派を手軽に出すには、場所を移動することが有効です。

自分の足で歩くことが最も効果的なシータ波の出し方ですが、乗り物で移動している時も「移動している」と脳が感知していれば、海馬はシータ波を出します。

 

また、お腹が減っている時もシータ波が出ます。

飢餓感は生命に関わることなので、長期記憶の扉が開きやすくなるのです。

 

記憶力に大きく関係する「睡眠」

記憶と睡眠

眠ることは記憶に大きく関係しています。

睡眠中、海馬は昼間得た情報を夢の中で再現し、さまざまな形で組み合わせ、整合性をテストしています。

海馬は復習しながら整理してくれているのです。

一般に新しい情報を身につけた時は、その日6時間以上眠ることが必要とされています。

 

つじつまの合わない夢を見るのは、昼間の出来事を断片的に再生しているから。

脳の中にない情報の夢は見ません。

ひと晩で見る夢の量は膨大ですが、思い出せるのはわずか1%です。

 

眠る時間が少ないと、海馬が情報を整理しきれないのでパニックに陥ります。

そして「もういい!整理しないまま無差別廃棄!」と長期記憶に保存どころか数日のうちに消滅させてしまいます。

 

朝に勉強したグループと夜に勉強したグループで、その後どのように記憶が失われていくのか「忘却スピード」を測定する実験が行われました。

 

朝に覚えたグループは、12時間後に行ったテストの成績は低下。

昼間に色々な経験をしますから、朝学習した記憶の鮮度が落ちても不思議ではありません。

夜に覚えたグループは学習の直後に睡眠が入りますから、12時間後や24時間後のテストで点数がアップ。

 

つまり・・・「覚えたら寝る!」これが鉄則です。

 

就寝の1~2時間前が、脳にとっての記憶のゴールデンタイム。

覚えたいことをこの時間に学習しましょう。

 

また何度練習してもできない時、眠ると翌朝できるようになっていることがあります。

これをレミニセンス効果といいます。

眠っている間に記憶が熟成されてできるようになったのです。

ただし、レミニセンス効果を起こすには日々の努力の積み重ねが必要。

 

記憶するには「出力」

記憶するための練習方法

スワヒリ語の単語40個をいかに覚えて満点を取るかという実験

  • グループ①:満点が取れなかったら、再度40問を全部見直して、再び40問のテスト
  • グループ②:満点が取れなかったら、間違えた単語だけ見直して、再び40問のテスト
  • グループ③:満点が取れなかったら、再度40問を全部見直して、間違えた単語だけ再テスト
  • グループ④:満点が取れなかったら、間違えた単語だけ見直して、間違えた単語だけ再テスト

これらはどのグループも覚える間の差はなく、覚えるまでの繰り返し数も同じでした。

ところが一週間後に同じテストをすると、グループ①②は約80点、グループ③④は約35点と2倍以上の差に。

 

グループ①②はテストを毎回全40問。

グループ③④はテストを毎回間違えた単語だけ。

覚えるのは入力、テストは出力とすると、脳がより重要視するのは「出力」

 

勉強なら教科書や参考書を見直すより、問題集をどんどんやった方が効果的。

英語ならテキストを見ているより、音読したり、つたなくてもどんどん会話した方が上達しやすい。

 

記憶の本質

記憶の本室

「記憶力がよい」とは、世間では「すばやく正確に記憶できること」を指します。

しかし、まるで写真に撮ったかのように完璧な記憶は役に立つのでしょうか?

少なくとも脳は、写真のような正確な記憶を重要視していないように見えます。

私たちの記憶はもろく、あいまいで、時には勘違いします。

 

実際のところ、記憶はあいまいであることが必要で、正確だと役に立ちません。

それは覚えたい内容の特徴やルールなど、パッと見の下に潜んでいる共通項を自動的に選び出すためです。

 

例えば、今日初めて会ったAさんを覚えることを想像して下さい。

赤い服を着て、長い髪で、メガネをかけている。

もし記憶が正確だったら、次にAさんに会った時には、着ている服が違ったり、髪を切っていたり、コンタクトレンズをしているかもしれません。

そうするとAさんは別人になってしまいます。

 

日常生活において、全く同じ状況に再び出会うことはありません。

だからこそ、脳はAさんの特徴を抽出しようと努力します。

今見えるAさんの姿を完璧に覚えるのではなく、また、完璧に忘れてしまうのでもなく、普遍の共通項を記憶していくのです。

 

写真のように正確に記憶することは、コンピュータだったら簡単にできることです。

しかしコンピュータにとって、人間なら自然に行うことができる「特徴抽出」は難しいのです。

不可能ではありませんが、かなり凝ったプログラムを組まない限り、コンピュータはあいまいな学習はできません。

つまり人のあいまいな記憶は、極めて高度な脳の働きの恩恵なのです。

 

だから勉強をしている時「なかなか覚えられない」と苦労したとしても、それは脳がそうデザインされている裏返しの作用ですから、こればかりは仕方ないと観念すべき、いや、むしろ感謝すべきことなのです。

 

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